エリカ

クリスマスエリカ ⑤

【11月7日~11月20日】

この2週間が、一番安定していた時期でした。

穏やかな暖かい日が多かったので、よく庭で過ごしました。


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エリカは庭の探索を楽しんだり。。。


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ウッドデッキでまったりしたり。


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暖かい時間には、お昼寝したり。


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らんぽぅと私も、秋の安曇野の風景をぼんやり眺めながら、一緒にまったり過ごしていました。


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ちょっとだけ、アルトと一緒にお散歩したりもしました。


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室内では、仲良くキャバ団子。


こんな毎日が続いていくんだと思っていました。

もう遠出なんかしなくていい。みんなで一緒にいられれば、安曇野から出なくていい。

そう思っていたのですが。。。

クリスマスエリカ ④

【11月2日】

夕方病院で、点滴の針を抜いてもらいました。


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目ヂカラも戻ってきました。


【11月4日】

エリカはぐんぐん回復してくれました。

元気が出てくると、なかなか酸素ハウスの中でおとなしくしていてくれません。

ちょっと小窓を開けたら、、、


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ネコさんじゃあるまいし、そこから脱走は無理ですから 

心拍数も呼吸数も落ち着いて、咳も出ない。状態が良さそうなので、酸素ハウスから出てもいいとの許可をもらったので、久しぶりにリビングでフリーに。


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ソファの上で、みんなでお昼寝。こういう姿が見られるのは、本当に嬉しいです。


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「リブのお世話は、アタシじゃなきゃダメでしょっ!」

あの日のことは、ただの悪い夢だったんじゃないかと思ってしまうくらい、エリカはいつもどおりのエリカでした。

でも、あんな重度の肺水腫を起こしたのは事実ですから、無理はさせられません。

エリカがおもちゃでエキサイトしないように、私はボールなどのおもちゃを全部片付けてしまいました。それは、つまり、リブラからもおもちゃを取り上げてしまうことになります。

遊びたい盛りのリブラがとてもかわいそうでしたが、エリカの命が優先ですから。

多頭飼いの辛いところです。

見かねたぽじぃが、リブラをちひろ公園へ遊びに連れて行ってくれました。オトナになったぽじぃが戦力になってくれました。


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この頃の私は、エリカのことだけを見つめていました。

雨の中、エリカと病院へ行くのさえ、私には嬉しいことでした。




クリスマスエリカ ③

【11月1日】

朝が来ました。

病院から電話はありませんでした。ってことは、エリカは無事!

アル✩リブはらんぽぅに任せて、ぽじぃと病院へ向かいました。

入院室へ入ると、酸素室の中からエリカが睨んでいます。元気そう。


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「扉を少し開けて、隙間から撫でてあげてもいいですよ。」と、先生。

ところが、扉を少し開けた途端、、、


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「じょーだんじゃないわよっ!アタシは帰るでしょっ!」 と、飛び出してしまいます。

写真でおわかりかと思いますが、エリカのケージは上段です。

コラ、コラ、落っこっちゃうでしょーが!


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先生とふたりで、慌ててエリカをケージに押し込めました。

やれやれ。。。

昨日の騒動はなんだったの?っていうくらいに元気なエリカ。

嬉しかったです。本当に、嬉しかった。

念のため、昼間は病院で様子を見ていただき、夕方退院となりました。

私は閉院時間まで居座るつもりでいましたが、私が居るとエリカの安静が保てないと思ったので、一旦帰宅することにしました。



夕方、らんぽぅと一緒に病院へ。

生活上の注意点や、一気に増えた薬の説明を訊き、退院。


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エリカはさっそく酸素ハウスへ。右手に点滴の針を念のため残してあります。


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アル✩リブも 「おかえり~!」 とご挨拶。でも、これじゃぁ安静にできないね。


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エリカの酸素ハウスエリアをフェンスで囲ってしまいました。

フェンスに齧り付きでエリカを見守るリブさん、お顔がゆがんでるよ(笑)


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夜は、アウトドア用簡易ベッドをエリカの酸素ハウスの横に置いて、私はそこで寝ました。

夜中に時々、エリカの呼吸を確認したり、酸素ハウスの温度や湿度をチェックしたり。

腰も痛く、寝不足になりましたが、目を覚ませばエリカが居る!私は嬉しくてたまりませんでした。




クリスマスエリカ ②

【10月31日】

呼吸が少し荒く、テンションがやや低めでしたが、朝ごはんは完食、トイレも庭でしっかり済ませていました。

呼吸が落ち着くまで数日かかると言われていたので、安静にしつつ様子を見ていようと思っていました。

ところが、昼過ぎから急に具合が悪くなり、時間外でしたが、病院へ駆け込みました。

心原性の肺水腫。それも、重度の。

なんで???

酸素室に入れられ、点滴を施され、、、それでもなかなか症状が落ち着いてきません。それどころか、酸素室の中でもますます状態が悪くなっていきました。

私の頭に、最悪のことがよぎりました。

イヤだ!あきらめない!

エリカが家に帰った後のために、『ペット用酸素ハウス』のレンタルを決めました。病院のロビーにパンフがあったので、先生に連絡先を教えていただき、らんぽぅが電話をしてくれました。

幸運なことに、県下に1軒しかない代理店が、かかりつけの病院のすぐそばでした。運んでもらうと搬入は翌日になるが、自分で搬入・設置すれば、即日貸してくれると。

らんぽぅは病院を出て代理店に向かい、酸素ハウスを車に積んで帰宅しました。

入れ替わりに、自宅待機していたぽじぃが病院へ来てくれて、私と一緒にエリカを見守ってくれました。

薬が効いてきたのか、エリカの状態は少し落ち着いてきました。といっても、酸素室の中でぐったりしています。

酸素ハウスの設置を終えたらんぽぅが病院へ戻ってきた頃には、もう病院の閉院の頃でした。

「今日はこのまま病院でお預かりするほうがいいと思います。」と、先生。

さびしがりんぼのエリカです。家族の姿が見えないと、パニクってしまいます。それに、病院では一瞬も目を離さないというのは無理なことで、先生やスタッフさんが目を離した隙に息を引き取ってしまう…なんてことも。

連れて帰りたい。でも、私の後追いをする力も、この時のエリカにはありませんでした。

不安でいっぱいでしたが、一晩預かっていただくことにしました。


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苦しんでいるエリカにカメラを向けられませんでしたが、帰りがけに、この1枚だけ撮りました。

そして。。。

「このままさよならなんてイヤだからね。生きてるんだよ。明日、迎えに来るからね。一緒におうちに帰ろうね。」

そうエリカに言って、病院を出ました。


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らんぽぅが急いで設置してくれた『ペット用酸素ハウス』。この夜は、空室でした。


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いつもエリカにくっついているリブラは、アルトにくっついていました。

いつもリブラのことはエリカに任せ、我関せずなアルトも、この夜はリブラを拒否しませんでした。

不安な、長い夜でした。





クリスマスエリカ ①

【10月29日】

私は所用のために前日東京へ行き、一泊してから安曇野へ帰ってきました。

自宅へ帰ると、ブレン隊が熱烈歓迎

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その後は、いつもどおりに散歩して、夕飯食べて。

夕食後、ソファでごろ寝。ブレン隊もいつもどおり私にくっついて眠っていました。

すると…かすかに荒い息遣いが聞こえてきました。

いつも私の腕枕で眠るのはアルトなので、てっきりアルトだと思い、「アルト?」と言って起き上がりました。

でも、私の肩口できょとんとしていたのは、エリカでした。

すでに診察時間は終了。どうしようかと迷いましたが、息は若干荒いものの元気はあるので、次の日の朝イチで受診することにしました。


【10月30日】

朝イチで、エリカだけ連れて病院へ。

エリカの胸に聴診器を当てた先生が、「エリカちゃん、心雑音がする!」と。

レントゲンの結果、心臓はすでにかなり肥大していました。

信じられない気持ちでした。1ヶ月前は「心雑音なし」だったのに?

即、投薬開始。

それでも私はまだ、甘く考えていました。

10歳過ぎてからの発症ですし、お薬とうまく付き合いながら、もう少しは生活を楽しめると。

ほかのキャバちゃんたちがそうであるように、そして誰よりも、アルトがそうであるように。


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検査の結果待ちなエリカです。いつものように腕組みをして、ドヤ顔で。

次の日に起こることを、予想だにできなかった私です。



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