【12月25日】

朝から呼吸がとても荒く、咳も頻繁に出て、エリカは苦しそうでした。

昨日までは、あんなに穏やかだったのに。。。

朝食を用意したけれど、食べられるような状態ではなかったので、急いで病院へ。

注射を2本、利尿剤と…なんだったかな?記憶にありません。

先生が酸素吸入をしてくださろうとしたら、エリカは猛烈にイヤイヤをしてしまいました。

苦しそうな息をしながらも、私の肩の上によじ登って逃げようとしてしまいます。

「こんなに興奮したらかえって良くないので、お家の酸素ハウスで安静にしましょう。何か変わったことがあったら、すぐに電話してください。」

大急ぎで帰宅し、エリカを酸素ハウスへ。私はずっと酸素室のそばで、エリカの状態が落ち着くのを祈るような気持ちで待ちました。

やがて状態が少し落ち着いてきて、エリカは酸素ハウスの中でウトウトとまどろみ始めました。



昼過ぎのこと。

「また、いつ、病院へ行かなくてはならないかわからないから、今のうちに。。。」と、らんぽぅはガソリンを入れに出かけました。

宅配便が2個届きました。ひとつは、エリカのごはんの量が減っても、栄養が採れるようにと選んだヤギミルク。もうひとつは2016年のほぼ日手帳でした。

ブレン隊用に買った2016年の手帳は、エリカの病状の記録だけで12月のページがすでにパンク状態でしたので、いっぱい書けるようにと、1日1ページのほぼ日手帳を急いで注文したのです。

「これは、エリカとママだけの手帳だよ。これなら、たくさん書けるね。でも、病気のことばっかりじゃなくて、楽しいこともいっぱい書くんだよ。」そうエリカに話しかけていました。エリカは耳が遠かったので、聞こえてはいなかったでしょうが、私はずっと、話しかけていました。

それから少しして。。。

ウトウトしていたエリカがふいに立ち上がったと思ったら、バタン!と倒れてしまいました。

私は慌てて酸素ハウスを開け、エリカを抱き寄せ、酸素ハウスの屋根からチューブを引き抜いて直接エリカに酸素を吸わせ、、、でも、エリカの呼吸はみるみるうちに変わってきます。

らんぽぅに、「すぐ帰ってきて!」と電話し、病院へも電話しましたが、先生には何を話したか、記憶にありません。私は完全にパニクっていました。

らんぽぅが戻るとすぐに、エリカを連れて病院へ向かいました。

車の中で、私はエリカの名前を叫び続けましたが、エリカの身体からはどんどん力が失われていき、私の膝の上で最期のチッコが出てしまいました。

病院へ着いたとき、エリカの心臓はまだかすかに動いていましたが、エリカの命を維持するだけの力は残っていませんでした。

私はエリカを診察台から抱き上げました。

エリカの心臓は、、、私の腕の中で止まりました。

15:30。すべてが終わってしまいました。

10歳10ヶ月27日の生涯でした。





家に戻り、エリカをソファの上に寝かせ、身体をきれいにしてあげました。お口が開いて舌が出てしまったので、赤いリボンで結びました。(こういう時は、白にするべきですね。リボンの色が、少し顎についてしまいました。)


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エリカとアルトの Last♡Kiss 。 リブラは怖がってしまい、kiss できませんでした。



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最後の激戦の跡です。



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キッチンには、食べさせそこねた朝ごはん(ふやかした療法食)が残っていました。キティちゃん柄の豆皿には、エリカの朝の薬。

家の中の何を見ても、ただただ、涙が溢れました。

どんなに泣いても、もうエリカは目を覚ましません。それでも、泣くことしかできませんでした。